UE4 Issuesを活用してエンジンバグに対応しよう
4.23辺りのバージョンからプロファイラツールの挙動がおかしくなり、原因を調べているとどうもエンジンのバグのようでした。
UE4 Issuesで調べてみると4.25で修正されている模様…
しかしいつ来るかわからないバージョンアップは待っていられないしリリースされたとしてもプロジェクトで使っているエンジンのバージョンアップは手間やリスクが伴うため頻繁にアップデートはできません。
それなら必要なバグ修正だけとりいれてビルドしてしまおう!というのが今回のお題です。
(ちなみに4.25はつい先日リリースされました。)
UE4 Issuesとは?
https://issues.unrealengine.com/
UE4のバグが確認できる公式のサイトです。
修正されていればどのバージョンで修正されているかも分かります。
UE4 Issuesからソースコードを取得する
今回はこのバグなのでこちらを元に説明していきます。
https://issues.unrealengine.com/issue/UE-80571
Fix Commitの欄の数字をクリックするとソースコードを取得できます。
ヤー!
…あれ?
しかし慌ててはいけません。
UE4 Issuesを活用するにはまずGitHubのアカウントが必要です。
持ってないのであれば右上のSignupからアカウントを作成しSigninしましょう。
GitHubのアカウントが用意できたら次はEpicのアカウントと連携します。
Epicのページからログインし、接続から用意したGitHubアカウントでGITHUBへ接続します。
接続が完了するとEpicから完了メールが届きます。
接続完了したら再度UE4 IssuesからGitHubへ飛んでみましょう。
下記画像のようにソースコードが表示されればOKです。
ソースコードをビルドしよう
ついにバグ修正のソースコードを手に入れたのでこれを使ってビルドしましょう。
今回は1ファイルかつ4行しか修正箇所がないのでそのままコピーします。
ファイル名や修正箇所の行数、前後のコードを確認してペーストします。
この辺りのようです。
あとはビルドを行って修正が反映されているか確認しましょう。
最後に
バグっぽいものを見つけて調べたりアンサーハブで質問したりすると既知のバグの場合はだいたいUE4 IssuesのURLが貼られたります。
修正がリリース前のバージョンだったり、バージョンアップができない環境であれば是非活用していきましょう!